研修中に文系未経験の私が思うこと
こんにちは。新入社員のYです。
梅雨の憂鬱を紫陽花の鮮やかさでどうにかかき消す季節となりました。皆さま健やかにお過ごしでしょうか。
さて、今回は文系大学卒、ITなんて全くの未経験の私が研修中に感じたり思ったりすることについてお話をさせていただきます。
最初に結論から申しますと、
「未経験でもITスキルの面は問題ない」です。
「ITスキルの面」としているのは、未経験には身につけなければならないもっと重要なスキルがあるからです。
それは、コミュニケーション能力、そして言語化能力です。
経験者・未経験者問わず必須能力ではありますが、周りの方を見ていると、経験者の方は疑問点や不明点が発生しても、少しはコーディングをしてきたというアドバンテージがあるため、なんとなくでも解決方法を想起でき、自力で解決している印象です。
対して、未経験者は(私だけかもしれませんが)疑問点が浮かんだ時に「なにをどうしていいのかすら分からない」状態に陥りがちです。
その際に必要なのがコミュニケーション能力です。
コミュニケーション能力と言うと少し胡散臭くなるのですが、つまりは「教えてくださ~い」と言える力のことです。
「分からないところが分からない」と、萎縮して聞くことを躊躇ってしまうと思います。
しかし未経験者は(本当に私だけかもしれませんが)「分からないところが分からない」のが当たり前です。
そのようなとき、恥ずかしがらず、萎縮せず、堂々と助けを求める力は必須です。
そして、「分からないところが分かる」ようになってきたら、言語化能力が必要になってきます。
「分からない所を具体的に説明する力」のことです。
私もまだまだなのですが、研修当初は画面を見せながら「もうどうしたらいいのか分からないんです~」と言って相手を困らせていました。
しかし現在は「○○の処理をさせたいのでここに○○文を入れたらいいかなと思うんですが書き方がよく分からないんです~」のように少し言語化をして質問できるようになりました。
私が言語化のためにしていることは、
・自分が何をしたいのか
・したいことに対しての自分の認識
の2点を言葉にできるように意識をしながら質問をしています。
まだまだ質問した相手の頭にはてなマークを浮かばせるのが得意なんですけどね。
若干話が逸れましたが、ITスキルの面では未経験でも頑張ればやっていけるなというのが私の研修を2ヶ月半行った結論です。
社会に属した人間としてあったほうがいいスキルの上にITスキルという専門的なものはあると思うので、まずは「周りにこういう人がいたらいいな」という人間像になれるように少しずつ頑張れば、自ずとITスキルも身についていくのではないのかなと思います。
長々と失礼いたしました。
これからますます暑くなりますが、水分補給を欠かさずにくれぐれもご自愛くださいね。