スタッフブログ
2022.08.03
新人研修

新入社員研修~チーム演習編~

こんにちは。
2022年新入社員のMです。
少し前にYさんが新入社員研修の個人演習についてのBlogを書かれていたので、私はチーム演習についてお話したいと思います。

チーム演習の感想を一言にまとめると、「大変だったけど楽しかった!」です。
そんなチーム開発を、具体的にお話しします。


チーム演習は、11日間、3~4人1組のチームで行われました。
内容としては、Webアプリの開発でログイン機能や情報の変更・登録・参照機能が必須機能でした。
また、開発はウォーターフォール型開発と呼ばれるもので、要件定義、設計、プログラミング、テストといった工程で進めていきました。

チーム演習が始まり、最初にスケジュールを作成します。
要件定義や設計はすぐに終わるかな~と思い、プログラミングの時間を多く設定していました。
しかし、そんなに甘くはなく、私のチームは要件定義や設計が、予定より2日ほど遅れてしまったことを覚えています。
要件定義という工程では、システムをどのような内容にするか、お客様(今回は講師の方)と、またチームメンバーと話し合います。

お客様とはQA表という質問管理表を使用して、作成物の具体的な部分を決めていきました。

質問したいことが次々と出てくるので、質問内容を検討するのに時間がかかり、大変でした。

要件定義が終わると、設計書の作成に入ります。

設計書は、基本設計書と詳細設計書の2つを作成しました。

基本設計書では成果物の概要を、詳細設計書ではより具体的なことを書きました。

研修で、設計書の作成はしたことがなかったため、どのように書いたらよいのかもわからず、チームのみんなで考えながら、時には違うチームと一緒に考えて作成しました。

詳細設計書の作成にあたり、画面のイメージを記載しなければならなかったのですが、私のチームにデザインが得意なTさんがいたので、画面のデザインをお願いしました。

色合いも、ボタンなどの配置もこだわっていただいて、とても素敵な画面が完成しました。

要件定義と設計書の作成が終わると、プログラミングに入ります。
使用した言語はJava、JavaScript、HTML、CSS、SQLです。
また、SpringBootというフレームワークを使用しました。
簡単に説明するとHTML、CSS、JavaScriptは目に見えるところ(画面)に使用し、
それ以外は目に見えないところ(システム)に使用しました。
始めに画面の作成、その後、システムのコードを作成しました。
それぞれ役割分担をして作業をしたのですが、私はデータベースを担当しました。

1例を挙げると以下になります。

①ログイン画面でユーザIDとパスワードを入れる
②データベースにユーザIDとパスワードが一致するものがあるか検索する
③一致するものがあったらログイン、なければログイン不可

やり方を理解するまでに時間がかかりましたが、理解できた時、実際にログイン等ができた時はとても嬉しかったです。

要件定義、設計、プログラミングが終わり、最後にテストに入ります。
まず、単体テスト仕様書と結合テスト仕様書を作成します。

テストは、成果物が正常に機能するか、また、搭載された機能がお客様の求めている機能を満たしているかを確認しなければなりません。

そのため、テスト仕様書は様々なテスト条件を考えて、記述しなければなりません。

テスト条件を考えるのが、とても難しく、チームメンバーに確認する項目に抜けがないかを見てもらっていました。

テスト仕様書の作成が終わると、いよいよテストに入ります。

テストは、私が画面やシステムの微調整をしている間にチームメンバーに実施していただきました。

今回は簡単なWebアプリだったため、1日ほどで終了しました。

テストが終わり、納品をしてチーム開発も終了となりました。


チーム演習は自分のスキルアップにつながったと、配属され業務にあたり1ヶ月経った今、実感しています。
また、同期のみんなとコミュニケーションをとりながら開発をしていたため、さらに仲良くなりました。
チーム演習はわからないことも多く、大変でしたが、同期のみんなとコミュニケーションをとりながら行ったので、とても楽しかったです。
ぜひ、来年入社される方は、チーム演習を楽しみにしていてください!!!