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Leximo

他の仮想化ソフトウェアと違い、同一OS上でインスタンスを起動するので、仮想マシン毎のOSライセンスやミドルウェア等のパッケージ費用がかからないため、はるかに安価な構成にすることができます。

通常の仮想化

通常の仮想化の場合、物理マシンのOS、ミドルウェアの他にそれぞれ仮想マシン毎にOSとミドルウェアの費用がかかります。
仮想マシン分のライセンスが必要となり、費用が増大します。

Leximo®の場合

Leximo®の場合、物理マシン上に独立したシステムを「インスタンス」として起動するため、OSとミドルウェアを仮想マシン毎に個別に用意する必要はありません。
マシン1台分のライセンス費用で安価なシステム構成が可能となります。

商品構成

Leximo®/base
Leximo® の基本機能が入ったパッケージです。コンテナ型仮想化機能、インスタンス状態共有機能、プロセス状態監視機能及び、ジョブスケジュール機能が搭載されます。
Leximo®/duplex
Leximo® 内の同一コミュニティ及び、クラスターに属するインスタンス間で冗長化構成を組むためのパッケージです。システム構成(運転または待機)を組み込むコマンド及びシステム状態表示コマンドが搭載されます。
Leximo®/alert
Leximo® 内のインスタンス状態を監視し、コミュニティ内で共有されたイベントログ、エラーログなどのインスタンス情報を収集・表示するパッケージです。 リアルタイム表示・検索機能、音声報知機能、ネットワーク監視機能、機器監視機能が搭載されます。 また、別製品(パトライト等)との連携機能も付属します。

特長

冗長化構成機能

同一コミュニティに属するインスタンスをさらに冗長化することができます。
この機能はduplexパッケージがインストールされたマシンのみ動作します。冗長化構成するインスタンスはさらに「クラスター」という単位でグルーピングすると、クラスター内で運転インスタンスと待機インスタンスを設定することができ、運転インスタンスがなんらかの理由で停止した場合、待機インスタンスはその状態を自動的に感知し、運転状態に昇格します。
クラスターの最大数は32となります。

コミュニティ構成機能

複数のインスタンスをまとめて同一システムとして識別することができます。これをコミュニティと呼びます。同一のシステムとしてグルーピングされたインスタンスは、「※インスタンス情報」をインスタンス間で共有することができるようになります。

※インスタンス情報=「ログ収集・検索機能」、「インスタンス状態共有機能」及び、「プロセス状態監視機能」、「機器状態監視機能」で収集された情報の略称

コミュニティ、クラスター、インスタンスの関係

Leximo®のコミュニティ、クラスター、インスタンスを図にすると下記のようになります。

その他の機能

コンテナ型仮想化ミドルウェアLeximo®には多彩な機能が搭載されております。


動作環境

装置 推奨環境 備考
CPU Intel Xeon プロセッサE5系シリーズ 4コア/8スレッド 1.8Ghz相当以上か同等の性能を持つプロセッサ
メモリー 1インスタンスあたり 100MB以上 ユーザプロセス1つあたり8Mbyte加算
HDD 1インスタンスあたり 500MB以上 4コア/8スレッド 1.8Ghz相当以上か同等の性能を持つプロセッサ